2005年07月28日

安藤さんのF-86製作レポートが届きました!

(写真をクリックすると拡大写真が見られます!)

ア ルファモデル社の最新作F-86 セイバーを 製作いたしました。ダクテッドファンシリーズ4機目の機体です。商品の内容をここでチェックして下さい。 ARF といってもほとんど完成状態ですので、主翼のジョイント及び水平尾翼の接着さえ終われば、即メカ積みといった状態です。ちょっと前までは一部のマニアック な人達だけのダクテッドが、ここまでイージーになって良いのでしょうか?

今回は、最上級仕様のハッカーモーターそして新入荷のフライトパワー社リポバッテリーを使い最強の F-86 を製作する事になりました。ダクテッドファンに的を絞りレポートします。
F86-3

使用した別売部品
(1)モーター  ハッ カー B20-12L+ヒー トシンク+アダプター
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(2)アンプ    JETI Advance 12

(3)バッテリー  フライトパワー11.1V/1600mAh

(4)受信機    JR R-700

(5)サーボ×2 BLUE ARROW BA-TS-9.0 マイクロサーボ(安い!!)
F86-12

初めてハッカーB-20 を手にするとその小ささにびっくりしかしそのハイクオリティーな作りにさらに、びっくり。シャフトを指で回してみるだけでさらに感動、思わずイケソーって 感じです。KV値が、4630もあります。って事は単純に4630×11.1=51393回転 オッソロシー回転です。なるほどこれなら、いい音がでるは ずです。まずモーターのリード線を延長しハンダ付けします。しっかり収縮チューブを使用して絶縁してください。簡易的にビニールテープを使用している人達 が居ますが事故のもとです。電動機の大半のトラブルは、ハンダ付けと絶縁です。
モーター本体にヒートシンクを被せダクテッドファン本体にさしこみビス止めします。ヒートシンクを被せた状態ですと若干取り付けの穴が合いませんが押し込 む事によってぴったり合うようにできています。
F86-5

リヤーケースの3つの穴を広げリード線が通る様加工します。リード線を通したあとオスコネクターを取り付けます。
F86-1F86-2

つぎにファンの取り付けです。
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ファンにアルミのアダプターを差し込みモータにテストフィットしてみます。ファンを指で回してみてダクトとファンが緩衝していないかチェックしてくださ い。多少擦る程度ならそのままにして下さい。ファンがダクトに当たって廻らない場合は、サンドペーパーで少しずつ削りあわせます。隙間があきすぎるとダク テッドファンの性能が十分発揮出来ません。ファンの調整が終わったらアダプターをビス止めし、モーターのシャフトの油脂分をアルコール叉はシンナーで拭き 取ってください。

パーツ袋のなかのグリーンのチューブに入っているのが接着剤です。
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これを一滴アダプターの穴に挿し一気にファンを差し込みます。これでファンは20分ほどで完全に固定されます。スピンナーをパチンとはめてダクテッドファ ンの完成です。

接着剤が固まる間に機体の組み立てを終わらせてしまいましょう。
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主翼はエポキシで接着します。カンザシはかならずどちらか片方を先に接着して下さい。いっぺんに接着しようとすると、翼のなかで踊ってしまいうまく固定出 来ません。尾翼もエポキシを使用し正確に接着します。尾翼は胴体の最後尾をカットしないと入りませんので解説書の図を参照しカットして下さい。これで機体 は完成。

いよいよダクテッドファンの取り付けです。先にダクテッドファンの回転方向のチェックおよびサーボの動作確認も含めお楽しみ試運転してみます。
F86-13 F86-14 

しっかりダクテッドファンを手で押さえスロットルオン。回転方向を確認。もし逆回転した場合はモーターのリード線を2本外し逆に差し込みます。これで回転 方向もオーケーいよいよスロットルをフルハイにしてみます。スッゲー引きです思わず興奮してしまいました。廻りの書類が吹っ飛びました。オドロキで す!!。ノーズコーンを引っ張るとインテイクパイプ部分が前進しますのでダクテッドファンを差し込みます。リード線のカバーの先端が後部のパイプの溝に合 うよう位置合わせします。取り付け用のネジで固定します。ノーズコーンは取り外しを考えて両面テープで止めました。これでダクテッドファンの取り付け完 了。

メカ積みです。
F86-15
他のアルファモデルと共通なのでコ ルセア叉はフッ ケバインのレポートを参照してください。最後にデカールです、かるーく考えてましたがこれが以外と時間がかかりました。しかし仕上がりは最高で す。最後にトッ プコートを吹きかけて完了です。屋外で見るとカッコよさ倍増です。
Posted by littlebellanca at 17:43
この記事へのコメント
製作レポート拝見しました。写真入りの解説で大変参考になります。
小生アルファのモデルは初めてで添付の説明書を読んでも今ひとつはっきりしないところがあるのですが、御教授いただければ幸いです。

*胴体の組み立てで接着する部分は何処なのでしょうか?インナーダクトやメカ トレイはどうするのでしょう?
*モーターの交換等は可能なのでしょうか?
*推奨のLiPoとその搭載方法はどうしたらよいでしょうか?
Posted by 森 誠 at 2005年07月28日 21:47
お問い合わせありがとうございます。

(1)接着箇所ですが、ダクトは後ろと前がありますが、その接合をしてしまうとモーターやブレードなどの交換が出来なくなりますのでテープなどで仮止固定 します。メカトレイはもちろんエポキシで接着してください。
(2)上記ダクトを前後接着してしまわなければモーターの交換などは3本のビスをはずせば簡単に交換できます。

続きがあります。
Posted by こばやし at 2005年07月29日 12:25
(3) 3セル1500以上のものがいいようです。それ以外だとフロントが軽くなりすぎて問題です。ただしメカトレーの上にそのままバッテリーを搭載すると上の キャノピーが装着できなかったため、メカトレーの前部を切り取りました。従いましてダクトにマジックテープを張ってバッテリーを固定しています。私どもが 使用したのはフライトパワーの3セル1600でした。アップされているビデオはこのバッテリーを使用したものです。

ほかに何かありましたら遠慮なくご連絡いただければと思います。

Posted by こばやし at 2005年07月29日 12:25
**
Posted by ** at 2005年07月29日 14:50
F-86、順調に飛行しています。
ただ、飛行場所が雑草などが多く、着陸時にノーズコーン破損(へこみ)が
生じます。表面をグラスファイバーにて補強塗装していますが、
ノーズコーンだけとかの、パーツ単体のアフターサービスは、あるのでしょうか?
Posted by あけひ at 2005年08月17日 07:51
お世話様です。パーツ単体の販売が可能かどうかアルファ社へ確認してみます。もしOKであれば次 回発注の際に入れてもらうようにします。ところで私もノーズコーンをへこませましたが、幸いにして手で押し戻して修正できました。今後ともよろしくお願い いたします。
Posted by こばやし at 2005年08月18日 10:40
現在、F-86を指定モーターであるMP JET25/25-26Mk2で飛ばしており、快調に飛んでいますが、KV値が異なる製作記事にもあるハッカーモーターにすれば、さらに飛びが良くなるも のなのでしょうか?
またその場合の2.3mmアダプターってどこで、購入すれば良いのでしょう?

小生、電動機まったく初心者であり、ご教授頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

Posted by ナカタ at 2005年08月30日 07:26
中田様

お世話様です。今回1Vあたりの回転数(KV値)の高いハッカーB20-12Lでフライトさせたところ、MP JETと比較して確かにスピードは上がったように思います。2.3mmのアダプターはリトルベランカより販売させていただいております。

よろしくお願いいたします。
Posted by こばやし at 2005年08月30日 11:27
リトルべランカさんに最近登録しました。F-86品切れ状態ですが
いつ頃再入荷されるものなのでしょうか?順番待ちとか?ご存知の方教えてもらえませんか!
Posted by 橋口 at 2006年05月18日 17:26