メーカ指定のThrust
30を使用した。LiPoも大きい目の物を使っているが、3D主体では無い場合、翼面荷重に余裕があるので二回り大きなモーターの取り付けも可
能だ。なんせ機体強度はかなりある。最近の中国製機体も良くはなったもののこの機体には足元にも及ばないことは確かだ!
殆どのキットが指定通りの部品を使っても若干、重めに仕上がるのだが、指定より重めのサーボ分だけ重くなっただけだ。その分LiPoが軽くなっているので
ほぼカタログ数値の重量になった。だけど、このカタログ数値というのが異常と言える程、軽いのだ。同一クラスで比べると
SebArtのKatana
30Eが電池なしでほぼ1200gだしFlymodelのYak54は電池なしで1074gだから驚異的な軽さである。軽い分、弱いかというと前述2機
種より遙に強度はあるこれは内部構造が通常、バルサにベニアだが、カーボンファイバーを多用したFiberFusion™を採用した結果だ。
組み立てていて手がやけに黒くなる。なぜかと思ったら、いたるところでカーボンファイバーが使われている。リンケージパーツは当たり前で
カウリ
ングまで
カーボンファイバーだ。こんな贅沢な造りのモデルはこのメーカー以外、お目にかかったことはない!
モーターマウントもカーボン補強されいているだけでなく冷却も完璧できるようにカウリングから空気を取り入れモーターを空冷している。ハイペリオンなど中
国製では決して見られない構造だ。

エルロンは取り付け済みであるがこれはヒンジによる一般のやり方と全く異なる。(写真参照)これは非常にスムースに動作する。サーボは1.5kg/cmの
トルク
があればOKと取説にあるがこれも納得できる。高速飛行させるには大きなトルクのサーボが必要なことは言うまでもない。2kg/cm位が目安である。ラ
ダー、エレベータは通常のヒンジでラダーはナイロン糸の両引きだ。
色んなメーカのモデルキットを組み立てたが、サーボ穴がピッタリ合ったのもこのメーカだけだ高級イメージ(?)のあるMade in Chaina
のHyperionや京商プリマクラッセシリーズは見事な程、サーボ取り付け穴が小さすぎて指定部品をつけるにも削らければいけない。またこのサーボ取り
付けのビスを強くもむとすぐバカになったり取り付け台にクラックがはいるのだがここでもカーボンパネルが使用されており滅多なことでは破損しない。
Return
to Top
フリースタイルということは単にトルクロール、コブラのスロー系のマニュバーだけでな
く強度を活かした高速飛行も可能だ! EPPのような翼面荷重で ガッチリとした機体だけに凄く楽しいものになっている。
Videoでは3~6m 突風10m以上の中のフライトだ。120以上の大型機がビビってしまうような中、Katana
MDもトルクロール等は不可能なものの安定したフライトでスティックを持っても全く不安は感じない。かなりの優れもので、今まで知っている機体の中では最
高だ!! 説明書によると初飛行のペラはAPC E
12x6がお勧めということだ。13x6.5も試したが12x6の方が総合的に扱い易い。やはりお勧
めは確かなようだ。
Return
to Top