シルキーウィンド レーシング
Overview
Specifications
Power Unit
Assembly report
Flight Report
Overview
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Made in Japan, K &
S 電動パイロン機、主翼はバルサ・スチロールコアーフィルム張り。
「薄翼でスピードが乗りやすい。」というフレコミなのだが、標準パワーユニットではAPC E
8x6で9850rpmなので静止推力815gでピッチ速度は90km/hだパイロンとしては物足りないものだ。当然(?)ハイパワー化を行い、定格
650Wのモーター搭載した。どの辺が400クラスやねん!? という突っ込みがありそうだが。
ちなみに胴体はグラスファイバー製で高い強度を持つのだが、重い。外国製のこの手の機体にはランディングギアはないのだが、この機体は軽量のカーボン製ギ
アだ。手持ち機の中でPrecisionaerobatics製品以外では唯一のものだ。やはりギアがある方が機体の損傷も少ないし離着陸が容易だ。
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Specifications
Type
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Electric Pylon
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Specifications
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ESC |
Hobbywing 40A
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24g
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Servo
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Blue Arrow D1001 x 4
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48g
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Receiver |
JR RD731
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16g |
Size
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Length |
900mm
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Wingspan |
1000mm
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Wing Area |
approx.
16.4dm² |
Weight without
battery
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667g
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Flying
Weight |
835g
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Wing
Loading |
approx.
50.9g/dm² |
Power
Unit
最新の高Kvアウトランナーモーターを使用したい。同じ程度の重さ70g台の
インランナーでは300Wも入れば良い方なのだがこのアウトランナーは650Wも入る。
効率が78%とすれば約0.7馬力。2サイクル25~35のエンジンとほぼ同じパワーだ。
トルクは?と言えば電動に分がある。
電動はパワーがないと思っている方が多いがそのようなことは全くない。またCO2の排出もない
クリーンでハイパワーな動力なのだ。搭載したアウトランナーモーターはメーカー推奨のモーターの重量(不明)よりは
若干、重いと思われるがこのパワーでたったの81.5gだ。当然、K&SのKS2820
BL Motorがインランナーで28mm径なので120g以上の重さだからこのパワーではかなり軽く良い選択だと思っている。
ちなみにAPC E 6x4やAPCSport 7x5 を使用すれば静止推力が1Kg超えでピッチ速度も134Km/hだ。
速度は落ちるものの加速重視ならこのペラで良いだろう。
Motor
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Turnigy
2836-2350
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2350rpm/V
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87g
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Propeller |
APC S400 6x5.5
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8g
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ESC
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Hobbywing
40A (バースト55A) |
34g
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Battery |
ALP2200HP22-3S
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168g |
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Assembly
comment

グ
ラスファイバーの胴体には既にモーター取り付け穴があるのだが、これはなんと縦横、
共に16mmだ。28mm径のブラシレスモーターの大半が16mmと19mmなのでこれは少し、いただけない。多分、K &
Sの400クラスのモーターに合わせてのことであるのであろうが、狭いモーター取付部と相まって最近の効率が高く大電流の高Kvアウトランナーモーターを
取り付け難い。配線の引きまわしが大変な上に放熱の為の冷却風が入りにくい。この部分は改良して頂きたいものだ。なにせ全備重量が940gと400クラス
にしては重量級なので静止推力
800g以上、ピッチ速度140km/h程度は欲しいので出力は270W程度で残り約60Wが熱になってしまう。レース時にはフルパワーでずっと飛行する
ので実際にはそれ以上の熱が発生する。
同一重量、同一kvのインランナーブラシレスに比べて最近のアウトランナーブラシレスモーターは軽く
てかなりハイパワーなのでが、それなりの対策は必要だ。
その他、組み立てで気になったのはエレベータとラダーのヒンジだ。これは付属のヒンジテープで張るだけという代物なのだがメンテが面倒な雰囲気だ。機構的
には問題にする向きもあるもののまず、良いのではないかと思う。付属のアルミスピンナーは3mmの直径30mmだから使用できないのは判っていたが、
4mmシャフト用の直径30mmアルミスピンナーをどこを探しても見当たらないのだ。しかたないのでスピンナー無しで完成させた。
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Flight report
まずは低速でザッとトリム調整を行って徐々にスピードアップさせるので推力重視の
APC E
6x4で飛行させる。このペラでもピッチスピードは標準400クラスモーターに比べればかなりハイパワーなので普通の機体を飛ばしている方々からは
『早ぁ〜』と言う声は聞こえてくる。いや実際、早い!! 以前、クリスタルが抜けてノーコンになり地面に激突したElectra
Jetの教訓を活かしてソケット関係はサーボリードだけだ。抜き差しするクリスタルの無い2.4GHzのシステムを搭載している。また周りの方のバンドを
気にしなくていいのは非常に気が駱駝じゃなくて楽だ。
それはさておき、初飛行は徐々にスロットルをあげて行きハーフスロットルで浮き始めスロットルを3/4位でターンし上空に持っていったのだが、やはりかな
り早い。初飛行でフルスロットルで飛ばす! 心臓バクバクの速さだ。とにかくトリム調整させて6分で降ろした。着陸速度は早めで若干、跳ねるが問題なく着
陸させた。2ndフライトでは余裕も出てきてフルスロットルのローパスは胸がすく速さだ。メッチャ楽しい。
問題点はスロットルをあげるとサイドスラストが効きすぎているようだ。おそらく6インチペラでは小さいと思われる。Kv2100のモータを使用し7x7の
方が良いかもしれない。
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