もちろんマルチプレックス推奨のHiMax HA
2825-2700よりハイパワーで軽量なパワーユニットを搭載した。重さは47%軽量でパワーは1.8倍程度だが発熱がはるかに少ない(放熱・出力効率
が良い)たった550g程度の機体に320W出力のパワーユニットである。元々、マルチプレックス推奨モーターはどのモデルでもオーバーパワー気味であ
る。この機体もメーカー(販売会社)のウェブサイトに『これはエキスパ−ト仕様です。一般的には、、、』とあるぐらいだ。よく見るYouTubeのFun
Jetの動画では単にパワーを入れて何km/hというのが多いが軽量化してパワーを上げている物は前述のRC
Groupのディスカッションぐらいではないかな。
作りというか部品の贅沢さからいうと同一メーカの
Micro Jetの方がかなり良い。
Micro Jetは底に
樹脂製の保護材があり着陸時の胴体の保護にかなり貢献している。また動翼のリンケージパーツも一般的なものである。その分軽くなったことは確かなのだが
安っぽくなったことも事実だ。Katana
MDなんかは最高と言える品質で新製品になればこれでもかというぐらいに品質が良い方向に行っているのに対して単にコストダウンしている印象がある。こち
らの主翼の補強材はカーボンでなくてグラスファイバーだ。エラパーと言えど単なる発泡素材だ。正直、かなりの割高感を感じる。最近のMade in
Chinaの方がコストがかかっていそうだ!
ただしモーター取り付け部に関して言えば凄く良くできている。殆どの無尾翼のプッシャー機のモーター取り付けは結束バンドかモーターマウントを主翼に接着
して終わりなのだが、こいつは樹脂製のモーターマウントで取り付け角度の微調整がネジで可能なのだ。プロペラ駆動の無尾翼機でよく起こるのはパワーをかけ
ると上を向いたり下を向いたり、スラスト調整がうまくいかない物が殆どだがこいつは素晴らしい機構といえる。ドイツの職人のなせる技かも!
参照
さて性能では問題がないどころかなかなか良いので総合的には良しとすべきだろうな(^^)
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パワーはあるもののプロペラ径が小さいので回転数の割に推力(加速)は少なくなるがEDF機より手投げは楽だ。EPPの無尾翼機より翼面荷重も実際の重さ
もあるのでヒョイというわけにはいかないがマズマズというところだろうか。ちなみに
Micro JetはEDF機の
Jet Illusionより手投げは難しい。
プッシャー機独特の問題かもしれないが、この機体を飛
ばして
パワーをいれれば並みのエンジン機より音がデカイ! これって若干問題かも。また、ビデオは機速が速いのでなかなか撮ってもらえないのだ(汗)
ちなみに初飛行では完璧に150km/hを越えていた(2点間通過時間測定)。そのうち速度計を買おうかと思っている、わたしゃやっぱりアホだな。
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